2014/12/23

家族スケジュール共有ツールを考える

いきなりオチなのですが、子供が小学校低学年になる前は↓みたいな複数人のスケジュールを管理できるカレンダーをLDKの誰でも見られる場所に置くのが最強で、デジタルツールの意味はないかなと思っています。


この手のカレンダーはよくできていて、たとえばこのカレンダーの場合、縦の列を「家族」「○○(私)」「××(奥さん)」「▲▲(娘)」としておくと、1ヶ月の全員のスケジュールを一覧で確認することができます。

ではなんで、デジタルではなくて紙を使っているのか、ここのところ仕事でグループウェアを開発している会社を支援しているので、自分なりに深掘りして考えてみました。

1.デジタルのメリットが享受できない

デジタルツールがアナログツールに勝っているところの2大メリットは、更新と検索の容易さにあると思っています。紙のカレンダーであれば、スケジュールの変更をする際に消しゴムや修正液が必須ですが、デジタルカレンダーであれば容易に情報更新をする事ができます。また、大量のデータを検索する速度もアナログとデジタルでは大きく違います。紙をめくりながら「あの情報どこだっけ?」と悩む必要はありません。

ところで、少人数の家族で、しかも子供が小さいと、家族のカレンダーに記載するのはスケジュールというよりイベントに近く、日程変更というのはそう頻繁には発生しません。せいぜい「習い事が行けなくなっちゃったから、今度振り替えしよう」とかそういうレベル感です。

2.一般的な家庭環境においてはアナログの方が閲覧性に優れる

カレンダーはいつでもすぐに閲覧できることが求められています。洗い物をしながらでも横目で眺められるぐらいの閲覧性が必要になります。紙と同等の閲覧性を担保するためには、紙と同じ大きさである必要があります。最近は駅のポスターもデジタルサイネージ化されており、紙と同等の大きさの液晶パネルが普及してきていますが、一般的なカレンダーサイズに相当する大きさは約27インチとなります。とてもじゃないですが一般家庭のリビングに気軽に置けるようなものではありません。

iPad並の10インチ前後が今の現実解だと思うのですが、10インチモニターを数メートル離れてスケジュールの確認をするというのは、よほどの視力ではないと難しいです。少なくとも今の科学技術においては、アナログカレンダーの方がデジタルカレンダーより閲覧性に優れいているというのは間違いがないと思います。

3.手書きだから意味がある場合もある(かもしれない)

これは教育方針めいたものなのですが・・

文字を書くことを覚えはじめた子供には、文字を書く機会を多く用意してあげる必要があると考えています。我が家ではこのカレンダーの一番上の欄を書くのが5才の娘の仕事です(12月サボってる・・)。もちろんデジタルでもペン入力とかの手書きデバイスがあるのですが、文字の練習という点においてはアナログの方が優れている面が多くあると考えられます。

デジタル文字入力に関しては、最近のベネッセの子供向け教材を見て思うところがあるので、そのうち書きたいと思います。

4.小さな娘を持つ家庭はデジタルカレンダーを使う日が来るのか

こう書くと本当にデジタルカレンダーの意味がないですね(笑)

でも、個人的にはGmailを使いまくっている中で我が家もいずれはデジタルカレンダーを使うことは間違いないわけで、一体それはいつになるのか考えてみました。

1.日常生活における文字練習が必要ではなくなったとき
漢字練習は大学入試まで続きますが(笑)、日常生活で文字の練習をする必要がなくなったときはデジタル化をしてもいいかもしれません。なんとなく小学3年、4年あたりでそういうときが来そうな気がします。

2.子供が外出先でスケジュールを管理する必要ができたとき
お稽古事とか塾とかのスケジュールを外から見たいのであればデジタル化する必要がアルかもしれません。しかし、その時、娘はきっと親とスケジュールを共有することを嫌がる時期になっているでしょう。そもそも共有しないのであればデジタルである必要は無いですね。

3.画期的な入力、出力デバイスができたとき
具体的にいうと、SiriかPepperが超絶進化して、スケジュールを視覚的に見る必要がなくなったときです。ホームロボットの進化によって、カレンダーが不要になる・・そんな日が来るかもしれません。とはいえ、そんな未来はもう少し後になりそうですので、我が家が恩恵を被る可能性は低いと考えていいでしょう。


というわけで、どうやら小学校高学年~中学生になるあたりでデジタル化の可能性があるが、残念ながら娘に拒否されるという哀しい未来が見えてきました・・ 拒否はされたくないなぁ・・・